資産形成を考える前に、近い将来使うお金と、長期間使う予定のないお金を分ける必要があります。投資商品には元本割れの可能性があり、必要な時期に価格が下がっていることもあるためです。
お金を使う時期で分ける
毎月の生活費、数年以内に予定する大きな支出、当面使わない長期資金の三つに分けます。生活費や近い将来の支出は、値動きがなく、必要なときに引き出しやすい場所で管理するのが基本です。
緊急時の資金は家庭ごとに違う
必要額に一つの正解はありません。雇用の安定性、家族構成、医療や住居の状況、頼れる制度によって変わります。毎月の最低生活費を把握し、収入が途絶えた場合に何か月対応したいかを考えます。
投資額は余裕資金の範囲で決める
値下がり時にも生活へ影響が出ない金額か、長期間保有できるかを確認します。「早く始めなければ」と焦って生活資金まで投資に回す必要はありません。
期待できる利益だけでなく、損失が出たときに生活と気持ちがどう変わるかも判断材料です。
よくある質問
少額なら生活資金を確保する前に投資してもよいですか。
金額だけでなく、急な出費への備えと借入の状況を含めて判断します。投資は利益を保証するものではありません。
参考情報
金融庁の投資に関する基礎情報、預金保険制度、利用する金融機関の最新の商品説明書を確認してください。
| 視点 | 確認すること | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| 費用 | 総額と発生時期 | 初期費用や解約費用 |
| 条件 | 対象・期間・制限 | 例外や変更条件 |
| 使いやすさ | 日常で続けられるか | 管理や問い合わせの手間 |